自由党議員、右翼の乗っ取りを警告
スティーブン・スプリングル議員抗議の脱党
政党候補者の公認選では、派閥同士の争いでブランチ・スタッキングと呼ばれる党支部の大量党員加入作戦が用いられる。利権、縁故、宗教団体などを利用して有権者を大量動員し、自派勢力を拡大するのである。9月16日のエッピング選挙区の自由党公認争いでは、元労働党のプル・ガワード氏に対して、右翼「生命の権利協会」の元会長で検事局の現職検事グレッグ・スミス氏が、キリスト教マロン派レバノン系市民を動員し、公認を勝ち取った。今度はクック選挙区で現職の中道派議員ブルース・ベアド氏に対抗する右派が、メンバー200人のミランダ支部に300人を一挙に加入させている。ホークスベリー選挙区のスティーブン・プリングル議員は、先に公認戦でレイ・ウィリアムズ氏に破れたが、10月17日の国会で、党を脱退し、来年3月の選挙に無所属で立候補すると異例の発言を行なった。議員は、「幅広い政見を受け入れていた自由党が今や偏狭な教派や極右グループに牛耳られ始めている。党の現状を座視しているわけにはいかない。右翼が草の根党員から決定権を奪ってしまった」と語り、自由党右派に所属するピーター・デブナム党首や党右派黒幕のデビッド・クラーク氏を批判した。ホークスベリー選挙区では公認を決めるメンバーのバリー・クロックフォード氏とハーバート・リーチ氏が「公認選は茶番だ」として既に脱党している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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