NSW州、クロヌラ暴動報告に遅れ
緑党は「情報の自由法」改正を要求
2005年12月のクロヌラ人種暴動に関する警察の報告書は、ノーム・ハザード副警視総監がまとめ、2006年8月に提出されることになっていたが、カール・スカリー警察相は州議会で「まだ完成していない」と発表を拒んでいた。しかし、18日になって警察相が「報告書は1か月前に警視総監の机に届けられたがまだ不完全なので至急見直す必要がある」と言葉を変えた。野党のピーター・デブナム党首は、「州民を欺いた現行犯だ」と非難。また、シドニー郊外の海水浴場マルーブラでベトナム系若者グループが白人の若者グループに襲撃された事件で警察がボートやヘリコプター、サンド・バギーを動員して、クロヌラ、ブライトンルサンズ、マルーブラの治安を維持している「ビーチセーフ作戦」も、「見せかけに過ぎない」とした。スカリー大臣は「報告書は不備で、前警視総監補は能力不足だった」と発言。ハザード副警視総監は、フェアファクス系紙に対し、スカリー発言への不快を表明した。一方、18日付シドニー・モーニング・ヘラルド紙の報道によれば、暴動鎮圧に当たった警察官が地元クロヌラのレストランなどで50万ドル分の飲食をしたとする件で「情報の自由法」に基づいて報告書閲覧を請求したところ、レストランの名称などが抹消されていた。これについて、緑党のリー・リアノン議員は、政府・官庁が恣意的に機密情報を設定できる現在の「情報の自由法」改正を訴えた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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