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社会 - 2006年10月16日

ABC放送の新番組編成基準

中立・不偏向を目指してと理事長
 10月16日付フェアファクス系紙の報道によると、同日、マーク・スコットABC放送理事長が、同放送の番組内容の中立性と偏向排除のための新番組編成基準を設けると発表する。新基準では、芸術、教育、娯楽、歴史、先住民族問題、ライフスタイル、自然科学、宗教、科学、保健などだけでなく、子供番組やコメディやチャット番組に至るまで、これまでのニュースや時事問題番組と同様の規制を受けることになる。同時に、番組内容に関する社会一般からの苦情を処理するオンブズマン形式の管理職新設も発表される。過去にも連邦大臣が番組内容を偏向しているとして調査を指示し、調査委員会では一部に偏向があったものの全体としては中立を保っていると報告したことがある。今回の新基準では、偏向排除の具体策として「幅広い意見を放送する」ことが掲げられており、ロビー・グループや宗教団体などが、環境、先住民族、子供の予防接種、性問題あるいは進化論対創造神話など様々な話題で「幅広い意見」の圧力をかけてくることが予想される。現保守政権はこれまで「ABCは左翼偏向」と批判してきた保守派有識者を大量に理事会に送り込んでおり、過去18か月にわたって番組制作側と理事会の間で番組編成基準改革をめぐって交渉が続けられてきたが、今回の新基準が一応の妥協案と見られているが、現場ではチャット番組の風刺までが対象にされることを危惧している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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