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最新ニュース - 2006年10月15日

シドニーのビーチ2カ所で暴力事件

昨年末の人種暴動の再来を危惧

 シドニーの北部と南部の2つのビーチで10月13日、若者のグループ同士の暴力事件が発生した。摂氏35度を超える猛暑の中で、異なる人種グループの争いが発端になっている可能性が高く、昨年12月に同南部クロナラ・ビーチで起きた人種暴動に至る経緯と似ている。NSW州警察は警戒を強めている。
 南部のマルーブラ・ビーチでは、同日午後8時45分ごろ、13人の男女グループが20人の男に襲われる事件が起きた。男性2人と女性1人が軽傷を負って病院に運ばれた。13人はバーベキューを終えて駐車場に戻ったところ、20人の男が車の窓ガラスを割って荷物を盗もうとしていたため乱闘騒ぎになった。襲われたグループはアジア系だったと報じられている。カール・スカリーNSW州警察相はテレビ番組で、この事件の背景に人種間の争いがあったことを明らかにした。
 一方、北部のマンリー・ビーチでは、同日午後3時30分ごろ、約15人の若者グループがケンカ騒ぎを起こした。サーフ・ライフ・セーバーが止めに入った後、警察が現場に駆けつけたためけが人はなかったが、15歳の少年が逮捕された。警察は人種的要素を否定しているが、マンリー署は州警察の中東系犯罪組織特別捜査班に事件を報告したことを認めた。
 シドニーでは南部のクロナラ・ビーチで昨年12月11日、アングロ・サクソン系の若者約5,000人がビーチに集結し、中東系の市民を無差別に襲撃する人種暴動が発生した。レバノン系の若者が同ビーチで、サーフ・ライフ・セーバーに対してトラブルを起こしたのがきっかけだった。摂氏35度を超える暑さの中で、アルコールの酔った若者たちが、白人社会にくすぶる中東系市民への反感を爆発させた形となった。これに対し、中東系の若者が報復のためマルーブラ・ビーチで駐車中の車を次々と破壊するなど、人種間の対立がエスカレートした。


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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