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政治 - 2006年10月28日

アウトバックに240万ドルをかけた警察署

連邦政府とウルルのアボリジニ対立
 2006年初めのテレビ番組で、ウルル近くのムティジュルの300人ほどの先住民族グループで5歳の子供が性病にかかり、少女が「シンナー遊び」のガソリンを手に入れるために売春をしている、という報道が流れた。それ以降、新聞や保守系コメンテータが「アボリジニあまやかし政策の失敗」として「アボリジニの白人国家への同化」を書き立てた。NT政府が事実関係を調査したが、結局性的虐待の証拠はいっさい見つからず、後にフェアファクス系紙もムティジュルの女性たちの事実解明を求める声を掲載したが、結局例によって保守派の「言ったもの勝ち」で終わってしまった。そのムティジュルに連邦政府が240万ドルをかけて警察署を建て、10月28日、アボリジニ問題省のマル・ブロウ大臣が開署式で演説したが、会場に集まった30人ほどの先住民族グループは口々に叫び、旗を振って抗議の意志を示した。同席した労働党のアリソン・アンダーソン議員も「こんな光景を見たことがない。怒りがどんなに激しいかが察せられる」と語っている。NT政府のクリス・バーンズ警察大臣は、「報道のいくつかは不正確、虚偽、不公正だったと考える」と演説し、参加者の歓迎を受けた。先住民族グループの弁護士ジョージ・ニューハウス氏は、「警察署建設は連邦政府の棄民政策を象徴する無用の長物。7月以来、ここの住人はまともな行政サービスを受けていない」と批判した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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