ハワード首相の「17%」は魔法のおまじない
保守政権下で利率はどこまで上がるか
ハワード連邦首相が議会で何度「17%」を口にするか? 「17%」は首相のおまじないであり、また彼の記憶の限界を示す数字でもある。キーティング首相とキム・ビーズリー財務相の労働党政権時代に公定歩合は17%にまで上がった。ハワード首相は執拗に「17%」を使って労働党を攻撃するが、首相が少しでもましな記憶力を持っていればこの呪文を繰り返すはずがない。首相は非常に歴史ファンであるが、論争となると記憶は24年前に遡ることができない。30日の議会で、ビーズリー氏が「今後も利上げはあるか?」と質問し、首相が「転ばぬ先の杖」と答弁したのに対して、ビーズリー氏は「すでに7度も利上げしているのにまだ転ぶことがあるのか?」と発言。首相は「私が当選したおかげで17%の公定歩合を防げた」と発言。ウエイン・スワン議員が「次の利上げは8度目になる」と発言。首相は、「それは仮定の問題。事実は、保守連合政権下の公定歩合は常に労働党政権下よりも低い」と答えた。そこでビーズリー氏が、1982年の公定歩合を憶えているかと質問、首相は「公定歩合が17%を超えたという記憶はない」と答えた。世間もそう信じている。「嘘も繰り返せば真実になる」と言った人類史上最悪の人物がいるが、事実は、1982年、マルコム・フレーザー首相、ジョン・ハワード財務大臣の下で公定歩合は21.39%に達している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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