連邦首相、キリスト教系秘密教団との会見を認める
「オーストラリアは自由の国」と開き直り
9月26日、ジョン・ハワード連邦首相は報道の質問に答えて、キリスト教系超保守教団「エクスクルーシブ・ブレスレン」と会見したことを認めた。しかし、「オーストラリアは自由の国。彼らは法律を破ったわけでもなく、他の団体と同じように、その意見を政府に表明する権利がある。これまでにもエクスクルーシブ・ブレスレンよりもっと狂信的な人たちと会ったことがある」と開き直りとも取れる発言をしている。エクスクルーシブ・ブレスレンは、175年前にアイルランドのダブリンで興った原理主義的教団で、現在はオーストラリアとニュージーランドを中心に4万人の信者を持つ。信者は、非信者との食事、大学入学、教団以外の団体加入、ラジオ・テレビ聴視、映画鑑賞、携帯電話利用などの他、選挙投票さえ禁じられている。教団最高幹部はシドニー郊外ウェスト・ライドに住む実業家ブルース・ヘイルズ氏。この団体が注目を浴びるようになったのは、2004年にタスマニア選挙で非公開の金額を使って反緑党親ハワードの政治キャンペーン。その後もアメリカやカナダ、ニュージーランド、オーストラリアなどで巨額の資金を投じ、時には偽名偽住所で保守派支持の政治キャンペーンを展開、ニュージーランドでは、探偵を雇ってヘレン・クラーク首相夫妻探偵を尾行させたり、「首相の夫はゲイ」と宣伝するなどしており、やり口の汚さに保守派国民も嫌悪感を持ち、それまで付き合いのあったブラッシュ国民党党首も教団との絶縁を迫られた。オーストラリアでもビクトリア州国民党のピーター・ライヤン党首が「教団からの献金は受けない」と約束させられている。教団は脱会信者が教団内の肉親に面会することも許さず、現在いくつかの事件で係争中。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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