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社会 - 2006年9月15日

公立病院の民間委託はリスキー

全国ヘルスケア協会 (AHA) がアボット案を謝絶
 トニー・アボット連邦厚生相が、公立病院の経営を民間委託することで効率向上が図れるのではないかと検討しているが、公立病院、高齢者ケア、コミュニティ・ケアなどの機関で構成する全国ヘルスケア協会 (AHA) は、公立病院には緊急病院、末期看護、医療教育、研究など医療にとって重要ではあるが不採算的な様々の任務があるとしている。プルー・パワー協会長は、「こういう重要な活動のほとんどが公立病院で行なわれており、利益追求の私立病院がそういう不採算活動を避けているのは決して偶然ではない。公立病院の民営化は不採算的な活動を避け、日常的なリスクの小さい外科など利益の大きい医療活動に専念するようになる」と語っている。またアボット厚相の公私病院の効率性比較は、公立病院が引き受けている様々な医療問題や、公立病院への医療保険の支払いが私立病院より少ないことなどをまったく考慮していない。それだけでなく、アボット厚相の構想は、経営に失敗した私立病院が数多くあることも忘れている、と片づけている。アボット厚相は、病院経営も、銀行、航空会社、土木事業のように民営で好成績が得られるのではないかと調査を望み、「一部の州では労働党政権が、自分たちのイデオロギーに反して病院の運営を民間委託して成功している」と語っていた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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