公立病院経営を民間に委託か
トニー・アボット厚生相提案
トニー・アボット厚生相は、銀行業務、航空路線、土木プロジェクトなどと同じように公立病院の運営を民間に委託することを検討しており、「実施には州の支持を取り付けなければならないが、州はすでに10年ほど一部の病院の経営を民間に委託している」と語った。また、「労働党がイデオロギー的に民営化に反対しているにもかかわらず、公共機関に民間委託を導入していることは、民営化が機能することを意味している。公立病院の民間委託はすでに経験済みだ」と続けた。「民営化で成功している部門もあるのだから試してみることが必要だ。公立病院の公立経営が成功と能率のお手本となっているところはどこにもない」と語ったが、この試みが全面的な病院民営化の手始めなのか、また政府は、病院経営で利益を出すことを期待しているのか、という問いには答えなかった。アボット厚生相は9月9日のメンジース研究センターでのあいさつでこの民間委託案を発表した。
アボット氏は先に公立病院の責任を連邦政府に移管する提案も行なったが、ジョン・ハワード首相に否定されている。緑党のボブ・ブラウン党首は、「アボット氏の計画が公立医療部門を改善することはなく、単に政治的駆け引きに過ぎない。公務員の努力を評価できず、はじめに民営化ありきとする政府に問題がある」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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