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政治 - 2006年9月12日

英語とオーストラリアの価値観を学べ

与野党党首の価値観競争
 1980年代末に「アジア人移民を制限しろ」と発言して物議をかもしたジョン・ハワード首相が、8月末に、今度はムスリム移民を名指して、「英語とオーストラリアの価値観を学べ。母国の対立を持ち込むな」と発言した。9月2日にはピーター・コステロ大蔵相が首相を支持し、ナイン・ネットワークのインタビューに答えて「首相の言うことはもっともだ。オーストラリアに渡ってくるものは誰でも英語を話せ、オーストラリアの基本的な価値観を支持することが期待されている。もしそれができなければ次世代に禍根を残すことになる」と発言した。いずれも「オーストラリアの価値観」についてはいくつかの徳目を挙げただけで、イスラム教徒からは「オーストラリアの価値観はイスラム教の価値観と少しも変らない」と反発を受けている。そのまま立ち消えになるかと思われたが、9月11日になって、労働党のキム・ビーズリー党首が「ビザ申請書式にオーストラリアの価値観を記述し、オーストラリアに入国するすべての者が何を期待されているかを示そうではないか」と提案した。その他にも新移民に「オーストラリアの価値観」を教える授業も設けることができると提案し、「アメリカで起きた911事件以来5年間、ジョン・ハワード首相は実際的な対策については煮え切らない態度を変えていない」と批判した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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