2004年度の医療厚生支出統計
10%増の870億ドルに到達
9月29日、オーストラリア厚生福祉研究所の「オーストラリアの厚生支出2004年度」報告書によると、2004年度の医療厚生部門の総支出は前年度より82億ドル増え、870億ドルに達した。この数字は国民一人当たり4,300ドルに相当する。そのうち政府支出は68%だが、国民個人も総額で160億ドルは自分の懐から払っている。政府負担にならない277億ドルの内訳は、患者個人の負担が59.7%で165億ドル、民間保険が20.5%で57億ドル。2002年度の額と比較すると10%の上昇だが、インフレ率で修正すると6%になる。国民一人当たりの支出額も361ドル増えている。国民総生産 (GDP) 比では、1994年度には8.1%だったが、2004年度は9.8%になっている。国民総生産比で見た場合、カナダ、オーストリア、ノルウェーと近い数字で、アメリカよりかなり低く、イギリスやニュージーランドよりは多い。公衆衛生の分野が14%と比較的大きく伸びており、医療サービスは13%、救急サービスは12%の増加となっている。医療厚生支出政府支出分68%のうち、連邦政府負担は46%、州、準州、地方自治体が23%、民間が32%となっている。報告で明らかになっているのが、公立病院の各政府負担率の推移で、連邦政府負担はこの10年減少を続け、現在44.2%にしかならず、州・準州の負担率はこの10年で48%に増えている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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