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文化・芸能 - 2006年7月31日

ユダヤ人団体、ギブソン氏言動を非難

 豪出身映画俳優のメル・ギブソン氏がユダヤ人を差別する内容の中傷発言をしたとされることについて、在豪のユダヤ人団体が失意を表明した。米カリフォルニア州ロサンジェルス(LA)市警察の調書によると、ギブソン氏は同市の路上で逮捕された際、担当警官に対し「ユダヤ人は世界中のすべての戦争の原因だ」などと発言したとされる。
 ギブソン氏は7月28日、LA市海岸線の街マリブで法定速度が時速70キロの道路を時速140キロで走行中に警察に逮捕された。また、この時の飲酒テストで、同氏の血中アルコール濃度は州法定濃度の0.08%を上回る0.12%だった。
 NSW州ユダヤ人協会は31日、同氏の発言について非難。同協会最高責任者のヴィック・アルハデフ氏は、「これはユダヤ人差別以外の何ものでもなく、私は失望のあまり首を横に振ることしかできない。どういう経緯があったのか」と、国営ABCラジオにコメント。またアルハデフ氏は、「この事実は結局、“人種差別に論理は存在しない”ということに行き着く」と発言した。
 調書によるとギブソン氏は、逮捕した担当警官をユダヤ人なのではないかと疑ったとも記されているという。このニュースは、ギブソン氏が、反ユダヤ主義的感情を煽るとして物議を醸した映画『パッション』(2004年)の監督・製作者であるだけに、特に衝撃を与えることになった。


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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