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【SYD】話題の無料アート・イベントが開催中 - 2008年8月02日 |
世界の前衛芸術がここに
ビエンナーレ・オブ・シドニー2008開催
2年に1度行われる前衛芸術の祭典「ビエンナーレ・オブ・シドニー」が開催中。今年で35周年16回目を迎え、国際的にも注目されるアート・イベントに成長したBOS。過去30年超で、世界60カ国延べ1,250人ものアーティストの作品が展示されてきた。
今年のテーマは「Revolutions−Forms That Turn−」。豪国内はもちろん世界各国から180人ものアーティストが参加し、3カ月近くにわたる期間中、シドニーをコンテンポラリー・アート一色に染め上げる。テーマに合わせ、360度絶えず形を変え続けながら、曲り、回転し、裏返し、鏡に映り、音を発し、爆発する作品たちの“動き”が特徴。来場者が作品の一部になれるものもあり、さまざまな試みを通して現代の暮らしに対する新しい価値、立場を見出してみようと呼びかけている。また、刑務所や造船所として使われていた歴史を持つシドニー湾に浮かぶコッカトゥー島が新たに展示拠点の1つになっていることや、初めてオンラインを会場として展示が行われることにも注目が集まっている。サーキュラ・キーからフェリーで10分のコカトゥー島までは、期間中無料のフェリーも運航されている。
芸術監督を務めるのは、自身もローマやトリノ、ニューヨークで活躍する作家にしてキュレーターのキャロライン・クリストフ・バイカルギエフ氏。これまでも大規模な国際展示会の芸術責任者として成功を収めてきた氏の審美眼に期待が集まる。各国から集結した作品の1つひとつには、アーティストたちそれぞれの国の文化や伝統、特色などが反映されているほか、過去と最先端の作品を同時に楽しむことができたりと、自分なりの視点でアートに親しむことができる。
日本関連の作品では、東京を拠点に映像作品を中心とした制作活動を行っている若手の注目株、倉重迅氏をはじめ、故・村上三郎氏、故・田中敦子氏、そしてオノ・ヨーコ氏の作品がそれぞれ展示されている。9月7日まで開催中。
■Biennale of Sydney 2008
会場:コカトゥー島(Cockatoo Island)、Pier2/3、ニュー・サウス・ウェールズ州立美術館(Art Gallery of New South Wales)、現代美術博物館(Museum of Contemporary Art)、オンライン会場:Revolutionsonline(www.bos2008.com/revolutionsonline)ほかシドニー市内計8会場
日程:6月18日〜9月7日
料金:無料(イベントによっては有料)
Tel: (02)9368-1411
Web: www.bos2008.com

「His Shadow Enwraps Me」2006, single-channel digital video, 6:13 mins,
Jin Kurashige, Courtesy the artist and Mizuma Art Gallery, Tokyo

「1960, 1970, 1980, 2000, 2010」2007 (installation view) golf bags, cardboard tube, dimensions variable, Brian Jungen, Courtesy the artist and Catriona Jeffries Gallery, Vancouver, Photograph: Scott Massey

「Loca Cola」2000-03 (installation detail) cart, 52 refilled coke bottles, recipe card, dimensions variable, Sharmila Samant, Courtesy the artist

「Marie Curie」2005, from 'Under the Sign of Scorpio', a series of 40 images, archival pigment ink on acid-free rag paper, 43.2 x 58.4 cm, edition of 21, Tracey Moffatt, Courtesy the artist and Roslyn Oxley9 Gallery, Sydney

「College of Cardinals」2005, digital print, 186.5 x 126 cm, Mike Parr, Courtesy the artist and Anna Schwartz Gallery: Sydney and Melbourne
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