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中島厚志氏、2007年世界経済動向について講演−みずほコーポレート銀行「新春経済講演会」 - 2007年1月11日 |
みずほコーポレート銀行シドニー支店(檜垣浩支店長)は1月10日、シドニー市内の法律事務所ブレーク・ドーソン・ウォルドロンを会場に、新春経済講演会を開催した。みずほ総合研究所の専務執行役員でチーフ・エコノミストの中島厚志氏が2007年の世界経済見通しについて、また、同行シドニー支店の津田穣氏が豪州経済と金利、為替の見通しについて講演した。
中島氏は講演の中で、世界経済は緩やかに拡大する見通しであるとスピーチ。原油価格は2007年末にかけて50ドル/バレル台前半に低下する見込みであると述べた。
米国景気は減速を見込むがそのペースは緩やかで、中国経済は高成長を持続するとし、日本の景気に関しても、企業収益は順調に回復しており、設備投資や個人消費への波及が景気拡大持続に寄与するとの考えを示した。2007〜09年に退職する団塊世代の退職金も景気拡大要因の1つとして挙げた。
安倍政権の成長戦略は人口が減少する中でも高めの経済成長を可能とするモデルであり、来年すぐ効果が現れるというのは難しいが消費回復が大きな鍵を握るとした上で、金利の引き上げについてはタイミングが重要と述べた。
企業はM&A(合併・買収)で競争力を強化しており、消費回復と企業動向が今後の大きな注目点であるとの見解を示した。

▲テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」のコメンテーターとしてもおなじみの中島厚志氏
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