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旧日本軍潜航艇、シドニー北部沖で発見か - 2006年11月27日 |
シドニー湾攻撃後、65年間行方分からず
民放テレビ「チャンネル・ナイン」の報道番組「60ミニッツ」は11月26日、旧日本海軍の特殊潜航艇らしき潜水艦がシドニー北部海岸沖に沈んでいると報じた。海藻や錆に覆われ、海底の砂に埋もれた細長い物体が写った水中映像を放映した。第2次世界大戦中にシドニー湾を攻撃した後、行方不明となっている「伊24搭載艦」である可能性がある。地元のスキューバ・ダイバーのグループが発見したという。
同番組に出演したオーストラリア海軍の関係者は、映像を見る限りでは「本物に違いない」と証言した。本物であることが証明されれば、シドニー湾を攻撃した潜航艇の2人の乗組員がどんな最期を遂げたのか、日豪関係史の重大なミステリーが65年ぶりに解き明かされることになる。
ただ、潜水艇の所在をめぐっては、これまでダイバーや探検家などから何度も目撃情報が寄せられているが、検証の結果、すべて本物でないことが分かっている。昨年11月にも、ケーブル・テレビの「ヒストリー・チャンネル」がシドニー北方のブロークン・ベイで潜航艇を発見したと主張する番組を放映し、話題になったが、NSW州政府と水上警察の調査の結果、砂のかたまりであったことが判明した。
オーストラリア海軍の史料によると、攻撃に参加した潜航艇3隻は1942年5月31日午後、シドニー沖に到着した母艦の潜水艦からそれぞれ発進。2隻は攻撃目標に到達しないまま自爆、後日、豪州海軍に引き揚げられた。伊24搭載艦は唯一侵入に成功し、ガーデン・アイランドの豪州海軍基地に魚雷2発を発射、宿泊船「クッタバル」を沈没させた。この攻撃により、連合軍側に21人の死者が出た。作戦終了後、シドニー湾から脱出したが、母艦に戻ることはなかった。
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