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ソニーの中鉢社長、シドニーで会見−V字回復に自信 - 2006年8月10日 |

▲8月10日、シドニーで会見する中鉢良治社長兼エレクトロニクスCEO
ソニーの中鉢良治社長兼エレクトロニクス最高経営責任者(CEO)が8月10日、シドニー南郊のホーデン・パビリオンで開いた在豪現法の新商品発表会で会見した。同社長は、ソニーの現状について「完全には回復していないが、自信はある。財政的にも健康的な状態にある」と語り、今後の完全復活を公約した。
ソニーは2005年、看板商品のエレクトロニクス部門が低迷していたことを受けて、ハワード・ストリンガー会長と中鉢社長による新体制をスタートさせた。以来、昨年末に投入した薄型液晶テレビの「ブラビア」が世界シェアで1位になるなど、「V字回復」を遂げつつあると伝えられている。
また、同社長は、次世代の大容量記録メディア「ブルーレイ・ディスク」について、「北米で(北半球の)今年秋に再生機を発売し、(パソコンの)VAIOでは既に搭載している。予定通り進んでいる」と述べた。ブルーレイは、ライバルの「HD DVD」陣営との間で業界標準をめぐる競争が注目されている。書き込み可能な同ディスクが依然として高価であることについては「販売枚数が少ないのでコスト高になるのはやむを得ないが、今後は普及を目指してコスト・ダウンに努める」と強調した。
さらに、ライバル企業に勝つための経営戦略については、「競争がグローバル化し、各商品分野の競合メーカーが多様化してきた。ソニーの強みに力を注ぐ」と説明した。ソニー「ウォークマン」の牙城だった携帯音楽プレイヤー市場が米アップルのアイポッドに駆逐されていることについては、「アップルの後塵を拝していることは事実だが、組織変更を行い、ソフト開発重視の体制を整えた。その成果は新商品に表れている。今後も音質の高さや機能などソニーらしい付加価値に注目してほしい」と話した。
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